次に自力です。
阿弥陀さまの力に頼るほかない私達であると
繰り返し申し上げてきました。
それを信じることができず、
お念仏を称える気が起こらない人は、
阿弥陀さまにお任せすることができません。
「宗教は心の弱い者のためにあるんだ」、
「俺はそんなに弱くない」
という根拠のない自信を持っている人は、
すべてを「自分の力」で何とかしようと思います。
もちろん、自分で努力してできることは
自分ですればよいのです。
でも、本当に自分の力で覚ることができるのでしょうか。
この命尽きた後、極楽浄土へ往くには
自分の力は通用しません。