浄土宗 法輪寺のブログ

兵庫県尼崎市武庫之荘にある 浄土宗寺院です。 仏教や浄土宗の教えについて、 浄土宗の作法についてなどの 説明・解説をします。  皆さんが仏教や浄土宗に 興味を持ってくだされば ありがたく存じます。

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2025年10月31日金曜日

11月前半のことば「凡夫にとっての善は所詮自分のためになること」

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  11月前半のことば 凡夫にとっての善は所詮自分のためになること  人はだれでも、善い人でありたいと思っています。けれども、心の奥をのぞいてみると、「自分だけが得したい」「あいつより上にいたい」といった思いが顔を出します。  善いことをしても、「人に感謝されたい」「少しでも認め...
2025年10月14日火曜日

10月後半のことば 否定的な思考が苦しみを引き寄せる

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 10月後半のことば 「苦しみというのは、牛が引く車のように、否定的な思考に続いてやってくる」ダンマパダ  お釈迦さまがお伝えくださった仏教の教えは、「苦しみ」から逃れ出るためにあります。誰にも避けられない「老いや病、死」といった大きな苦しみだけでなく、私たちの多くは、もっと日常...
2025年9月30日火曜日

10月前半のことば

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10月前半のことば 「我が心 鏡にうつるものならば          さぞや姿の 醜くかるらん」   社会人は人前に出るとき、まず身だしなみを整えます。髪を撫で、靴を磨き、服の皺を直す。それは相手に不快感を与えぬための礼儀であり、社会という舞台に上がるための衣装でもあります。しか...
2025年9月14日日曜日

9月後半のことば

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 9月後半のことば 「多様性 仏の目には 皆凡夫」   近ごろ「多様性」という言葉を耳にしない日はありません。会議でも学校でも、街頭のポスターにすら踊っています。確かに、人は千人いれば千人、百人いれば百人、異なる価値観や性格を持っている。それは事実です。しかし、だからといってその...
2025年8月31日日曜日

9月前半のことば

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 9月前半のことば 「阿弥陀仏に 隔つ心はなけれども 蓋する桶に月は宿らず」   阿弥陀さまのお慈悲は、だれ一人としてもれなく注がれています。その根本には、「必ずあなたを極楽浄土へ迎え取る」という阿弥陀さまのお誓いがあります。極楽とは、苦しみや不安の尽きないこの世を越えた、安らぎ...
2025年8月14日木曜日

8月後半のことば

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 8月後半のことば 「生まれる前から忘れん坊」   人はこの世に生まれる前から、すでに忘却を背負っているのだと仏教は説きます。それを「隔生即忘(かくしょうそくもう)」といいます。前世でどのような過ちを犯し、どんな願いを立てたのかさえ忘れてしまい、そしてまた同じような失敗を繰り返し...
2025年7月31日木曜日

8月前半のことば

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8月前半のことば 「掃苔(そうたい)や 知恩のこころ よみがえる」   高浜虚子       「掃苔」とは、お墓の苔を掃き清めること。お盆や命日などにお墓参りをして、墓石をきれいにしながら手を合わせる。そんな光景を、懐かしく思う方もおられるのではないでしょうか。  高浜虚子は、こ...
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