「お経を声に出して読むこと」を
「誦経(じゅきょう)」といいます。
浄土宗で読む「お経」は
『浄土三部経(じょうどさんぶきょう)』です。
「日常勤行(にちじょうごんぎょう)」においては、
「お釈迦さまが説かれた」
『浄土三部経(じょうどさんぶきょう)』の教えを、
「私の(あなたの)声を通して」聞かせていただきます、
というのが「誦経(じゅきょう)」の役割です。
多くは『無量寿経(むりょうじゅきょう)』の中から
「四誓偈(しせいげ)」を、
『観無量寿経(かんむりょうじゅきょう)の中から
「真身観文(しんじんがんもん)」を読みます。
または『阿弥陀経(あみだきょう)」を全文読むことも
多くあります。
それぞれについては、項を変えて改めてお伝えします。