供養(くよう)はお供えをすることです。
お仏壇に果物やお饅頭を
置いているわけではありません。
保管しているわけでも隠しているのでもありません。
「お供え」しているのです。
お仏壇におられる阿弥陀さまやご先祖さまに
「どうぞ」という想いで、お供えしているのです。
お仏壇は極楽浄土を表します。
そこにおられる阿弥陀さまやご先祖さまに
「どうぞ」とお供えすることによって、
極楽浄土や阿弥陀さまに思いを寄せているわけです。
「供養(くよう)」とは
「供物養心(くもつようじん)」という言葉のの略です。
お供えをして、自らが極楽浄土や阿弥陀さまに向かう心を
養っているのです。