浄土宗 法輪寺のブログ
兵庫県尼崎市武庫之荘にある 浄土宗寺院です。 仏教や浄土宗の教えについて、 浄土宗の作法についてなどの 説明・解説をします。 皆さんが仏教や浄土宗に 興味を持ってくだされば ありがたく存じます。
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2020年6月27日土曜日
仏教入門①(苦からの解脱)
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仏教の目的は「 苦からの解脱(げだつ )」です。 「苦」というのは単に「苦しい」というだけの意味ではありません。 「苦」は「 思い通りにならない 」ということです。 ですから、もしあなたが順風満帆の人生を歩み、 「すべてうまくいっている!満足だ!」と思っておられるのでしたら、 今...
2020年6月26日金曜日
仏教入門②(壊れゆくもの)
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「年を経るに従って元気になり、健康になり、 若くなり、ずっと勝ち続ける」ことができるならば、 世間の価値観のままに生きることができるでしょう。 「勝ち組」の方に居続けることができればよいですが、 そうはいきません。 「思い通りにならない」ことを避けて 一生を過ごすことは、まずでき...
2020年6月25日木曜日
仏教入門③(四苦〈生苦・老苦〉)
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お釈迦さまが説かれた仏教の教えは 「人生には悩み・苦しみがともなうものなのだ」 ということをそのまま受け入れる、というところから始まります。 お釈迦さまは私たちが人生において必ず出会う 「思い通りにならないもの」をお示しくださいました。 まずは「 生・老・病・死 」の「 四苦 」...
2020年6月24日水曜日
仏教入門④(四苦〈病苦・死苦〉)
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「 病苦 」は「病の苦しみ」です。 誰も病気になりたい人はいないのに、 生きていればいつか病気になる時もやってきます。 しかし実際に病気になると肉体的な苦しみはもちろんのこと、 精神的にも苦しい思いが溢れます。 「なぜ私だけがこんな目に遭うの?」 「このままずっと治らないの?」 ...
2020年6月23日火曜日
仏教入門⑤(八苦)
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「生・老・病・死(しょう・ろう・びょう・し)」の四苦に、 「 愛別離苦(あいべつりく)・怨憎会苦(おんぞうえく)・ 求不得苦(ぐふとっく)・五取蘊苦(ごしゅうんく) 」 を加えた八つの苦を「 八苦 」といいます。 「四苦」と「八苦」が別々にあるのではなく、 「四苦」にあとの四つを...
2020年6月22日月曜日
仏教入門⑥(四聖諦)
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お釈迦さまはこれらの「思い通りにならないものがある」 ということを「まず認める」ようお勧めくださっています。 お釈迦さまが覚りを開かれた後、深い瞑想に入り、 人々に教えを伝える決意をされます。 そしてサールナートというところで、 かつて一緒に修行した五人の修行者に対して最初の説法...
2020年6月21日日曜日
仏教入門⑦(集諦)
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次は第二段階です。 「 思い通りにならないことを思い通りにしようとして 苦しむのには原因がある 」 ということを明らかにしてくださっています。 その原因を「 煩悩(ぼんのう) 」といいます。 「 求めても求めてもいつまでも渇いていて、 ちっとも満たされない心 」 なので「 渇愛(...
2020年6月20日土曜日
仏教入門⑧(滅諦)
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この「煩悩」によってどうにもならないもの をどうにかしようとし、 結果どうにもならないから苦しむという 悪循環が繰り返されるというわけです。 ですから「苦」を止めるにはこの「煩悩」を止める必要があります。 それが第三段階です。 つまり 「煩悩」の心を滅すれば「苦」も滅することがで...
2020年6月19日金曜日
仏教入門⑨(道諦)
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第四段階は「 煩悩を滅する方法がある 」ということです。 それが様々な仏道修行です。 仏教には八万四千(はちまんしせん)の法門、といわれるように、 たくさんの教えがあります。 その多くは瞑想修行で、非常に理に適っています。 思い通りにならないものをそのまま見よ、と説く教えがありま...
2020年6月18日木曜日
仏教入門⑩(別のアプローチ)
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「そうか、自分で自分を苦しめているのか。 では見方を変えよう」「ものごとを正面から見すえるのだ」 と考え方を改善すればもうすべて解決できたか? というと、とてもそんなことは言えません。 本当に煩悩を滅し尽くすことができれば、 あらゆる悩みも苦しみからも解放されるのでしょう。 でも...
2020年6月17日水曜日
仏教入門⑪(ブックガイド)
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この先には「瞑想とは異なるアプローチ」として 「浄土宗の教え」をお伝えします。 ただ、瞑想を軸にした仏教は大変素晴らしい智慧を授けてくれますので、 もっと学びたい方のために今回は「浄土宗の教え以外の」 いくつかの書籍をご紹介いたしまして、この項を閉じることにします。 経典 ○『ブ...
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