2020年11月6日金曜日

一紙小消息(いっしこしょうそく)⑳本願と遇えた悦び

「天に仰ぎ地に伏して悦ぶべし、このたび弥陀の本願に遇うことを」

 

ここで再び、「阿弥陀さまの本願と出会うことができた」

 

この事実に対して、全身全霊をこめて

 

悦びを表現なさっています。

 

ついつい、私たちは自分の境遇や社会、他者に対して

 

不満、不足、グチをこぼしてしまいがちです。

 

しかし、「今」を悦ぶことができなければ、

 

いつ悦びが訪れましょうか。

 

よくよく考えてみると、このたび不思議なご縁によって

 

人として生まれることが出来ました。

 

そして、どういうわけか、前世からの行いが実を結んで、

 

「阿弥陀さまの本願に出会う」ことができました。

 

その出会いによって、ようやく苦しみ迷いの世界を

 

離れて、西方極楽浄土へ生まれる

 

「最大のチャンス」を得たのです。

 

これを悦ばずにいられましょうか。

 

どうかこの「仏縁」を噛みしめましょう。

 

 

「仏と出会うということ」

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