(本文)
仏眼(ぶつげん)は四大海水(しだいかいすい)のごとし。
青白分明(しょうびゃくふんみょう)なり。
(現代語訳)
阿弥陀仏の眼は、四方にある大きな海のようです。
その瞳の青い部分と白い部分がはっきりと分かれています。
(解説)
次は阿弥陀さまの目の大きさです。
四大海水(しだいかいすい)ほどの大きさです。
四大海水とは、前回出てきた「須弥山(しゅみせん)」の
周りにある四方の海のことです。
とてつもない大きさの目です。
そして瞳は青い部分と白い部分がはっきりと分かれていて、
とても美しく表現されています。