浄土宗 法輪寺のブログ
兵庫県尼崎市武庫之荘にある 浄土宗寺院です。 仏教や浄土宗の教えについて、 浄土宗の作法についてなどの 説明・解説をします。 皆さんが仏教や浄土宗に 興味を持ってくだされば ありがたく存じます。
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2021年6月10日木曜日
仏説阿弥陀経①
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釈尊が説かれた多くの経典の中で、 浄土宗は『無量寿経』『観無量寿経』『阿弥陀経』の 三経典を所依(しょえ)の経典として大切にします。 この三経典を法然上人は 『浄土三部経』と名づけられました。 これらの概要は先にこのブログ内で上げています。 「浄土宗の教え第1部 浄土三部経」 ...
2021年6月9日水曜日
仏説阿弥陀経②
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『阿弥陀経』には極楽浄土の様子がありありと 描かれています。 ですから、『阿弥陀経』を読むと、 「先に極楽へ往かれたあの人はこんな世界に おられるのだなあ」と思いを馳せることができます。 『阿弥陀経』の後半は、あらゆるところにおられる 仏さまが、こぞって阿弥陀さまを賞賛し、 念...
2021年6月8日火曜日
仏説阿弥陀経③
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(本文) かくの如きを我聞きき。 (現代語訳) このようなことを、私阿難(あなん)は聞きました。 (解説) 釈尊の時代のインドでは、 教えを文字にすることなく、 口から口へと伝えていました。 ですから釈尊の著書はありません。 釈尊が涅槃(ねはん)に入られた後、 お弟子が集まって...
2021年6月7日月曜日
仏説阿弥陀経④
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(本文) 一時、仏、舎衛国(しゃえいこく)の 祇樹給孤独園(ぎじゅぎっこどくおん)に 在(ましま)して、大比丘衆(だいびくしゅ) 千二百五十人と倶(とも)なりき。 皆是れ大阿羅漢(だいあらかん)なり。 衆(しゅう)に知識せられたり。 (現代語訳) ある時釈尊は、舎衛国(しゃえい...
2021年6月6日日曜日
仏説阿弥陀経⑤
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(本文) 長老舎利弗(ちょうろうしゃりほつ)、 摩訶目犍連(まかもっけんれん)、 摩訶迦葉(まかかしょう)、 摩訶迦旃延(まかかせんねん)、 摩訶倶絺羅(まかくちら)、 離婆多(りはだ)、周利槃陀伽(しゅりはんだか)、 難陀(なんだ)、阿難陀(あなんだ)、 羅睺羅(らごら)、憍...
2021年6月5日土曜日
仏説阿弥陀経⑥
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(本文) ならびに諸もろの菩薩摩訶薩(ぼさつまかさつ)あり。 文殊師利法王子(もんじゅしりほうおうじ)、 阿逸多菩薩(あいったぼさつ)、 乾陀訶提菩薩(けんだかだいぼさつ)、 常精進菩薩(じょうしょうじんぼさつ)、 かくの如きらの諸もろの大菩薩、 及び釈提桓因等(しゃくだいかん...
2021年6月4日金曜日
仏説阿弥陀経⑦
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(原文) その時、仏、長老舎利弗(ちょうろうしゃりほつ)に 告げたまわく。 これより西方、十万億の仏土を過ぎて世界有り。 名づけて極楽という。 その土に仏まします、阿弥陀と号したてまつる。 いま現に在(ましま)して説法したまう。 (現代語訳) その時、釈尊は長老の舎利弗(しゃり...
2021年6月3日木曜日
仏説阿弥陀経⑧
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(本文) 舎利弗(しゃりほつ)、 彼の土(ど)を何が故ぞ、 名づけて極楽とする。 その国の衆生、もろもろの苦あることなく、 ただ諸もろの楽(らく)のみを受く、 故に極楽と名づく。 (現代語訳) 〈釈尊から舎利弗(しゃりほつ)に向けてのお言葉のつづき〉 「その国をなぜ極楽と名づける...
2021年6月2日水曜日
仏説阿弥陀経⑨
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(本文) また舎利弗(しゃりほつ)、 極楽国土には七重の欄楯(らんじゅん)・ 七重の羅網(らもう)・ 七重の行樹(ごうじゅ)あり。 皆これ四宝(しほう)をもて、 周匝(しゅそう)し囲繞(いにょう)せり。 この故にかの国を名づけて極楽という。 (現代語訳) 〈釈尊から舎利弗(しゃ...
2021年5月31日月曜日
仏説阿弥陀経⑩
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(本文) また舎利弗(しゃりほつ)、 極楽国土には七宝(しっぽう)の池あり。 八功徳水(はっくどくすい)その中に充満せり。 池の底には純(もっぱ)ら 金沙(こんしゃ)をもって 地(じ)に布(し)けり。 (現代語訳) 〈釈尊から舎利弗(しゃりほつ)に向けてのお言葉のつづき〉 「ま...
2021年5月30日日曜日
仏説阿弥陀経⑪
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(本文) 四辺(しへん)に階道(かいどう)あり。 金(こん)・銀(ごん)・瑠璃(るり)・ 玻璃(はり)をもって合成(ごうじょう)せり。 上(ほとり)に楼閣(ろうかく)有り。 また金(こん)・銀(ごん)・瑠璃(るり)・ 玻璃(はり)・硨磲(しゃこ)・ 赤珠(しゃくしゅ)・碼碯(め...
2021年5月29日土曜日
仏説阿弥陀経⑫
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(本文) 池の中に蓮華あり。 大きさ車輪のごとし。 青色(しょうしき)には 青光(しょうこう)あり。 黄色(おうしき)には 黄光(おうこう)あり。 赤色(しゃくしき)には 赤光(しゃっこう)あり。 白色(びゃくしき)には 白光(びゃっこう)あり。 微妙香潔(みみょうこうけつ)なり...
2021年5月28日金曜日
仏説阿弥陀経⑬
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(本文) また舎利弗(しゃりほつ)、彼の仏の国土には、 常に天楽(てんがく)を作(な)す。 黄金を地(じ)とせり。 昼夜六時(ちゅうやろくじ)に 曼陀羅華(まんだらけ)を雨(ふ)らす。 (現代語訳) 〈釈尊から舎利弗(しゃりほつ)に向けてのお言葉のつづき〉 「また舎利弗(しゃりほ...
2021年5月27日木曜日
仏説阿弥陀経⑭
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(本文) その国の衆生、常に清旦(しょうたん)をもって、 各おの衣裓(えこく)をもってもろもろの 妙華(みょうけ)を盛(い)れて、 他方十万億の仏を供養す。 すなわち食時(じきじ)をもって、 還って本国に到って、飯食(ぼんじき)し 経行(きょうぎょう)す。 舎利弗(しゃりほつ)、...
2021年5月26日水曜日
仏説阿弥陀経⑮
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(本文) また次に舎利弗(しゃりほつ)、 かの国には常に種々奇妙(しゅじゅきみょう)なる 雑色(ざっしき)の鳥あり。 白鵠(びゃっこく)・孔雀(くじゃく)・ 鸚鵡(おうむ)・舎利(しゃり)・ 迦陵頻伽(かりょうびんが)・ 共命(ぐみょう)の鳥なり。 この諸衆(もろもろ)の鳥、 昼...
2021年5月25日火曜日
仏説阿弥陀経⑯
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(本文) 舎利弗、汝、この鳥は実にこれ 罪報(ざいほう)の所生(しょしょう)なりと 謂(おも)うことなかれ。 所以(ゆえん)は何(いか)ん。 かの仏の国土には 三悪趣(さんなくしゅ)なければなり。 舎利弗(しゃりほつ)、その仏の国土には、 なおし三悪道(さんなくどう)の名もなし。...
2021年5月24日月曜日
仏説阿弥陀経⑰
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(本文) 舎利弗(しゃりほつ)、 かの仏の国土には微風(みふう)吹いて、 諸もろの宝行樹(ほうごうじゅ) 及び宝羅網(ほうらもう)を動かして 微妙(みみょう)の音を出せり。 譬えば百千種(ひゃくせんじゅ)の楽(がく)を 同時に倶(とも)に作(な)すが如し。 この音を聞く者は、皆自...
2021年5月23日日曜日
仏説阿弥陀経⑱
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(本文) 舎利弗(しゃりほつ)、 汝が意(こころ)において云何(いかん)。 かの仏を何が故ぞ阿弥陀と号したてまつる。 舎利弗(しゃりほつ)、 かの仏の光明無量にして、 十方(じっぽう)の国を照らすに 障碍(しょうげ)する所なし。 この故に号して阿弥陀とす。 (現代語訳) 〈釈尊か...
2021年5月22日土曜日
仏説阿弥陀経⑲
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(本文) また舎利弗(しゃりほつ)、 かの仏の寿命及び其の人民(にんみん)、 無量無辺(むりょうむへん) 阿僧祇劫(あそうぎこう)なり、 故に阿弥陀と名づけたてまつる。 (現代語訳) 「また舎利弗(しゃりほつ)よ、 阿弥陀仏の寿命と、その国に住む人々の 寿命に限りがない。 だから...
2021年5月21日金曜日
仏説阿弥陀経⑳
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(本文) 舎利弗(しゃりほつ)、 阿弥陀仏(あみだぶつ) 成仏より已来(このかた)、 今において十劫(じっこう)なり。 (現代語訳) 〈釈尊から舎利弗(しゃりほつ)に向けてのお言葉のつづき〉 「舎利弗(しゃりほつ)よ、 阿弥陀仏は仏になられてから、 十劫という年月が経っている」 ...
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