2021年3月27日土曜日

三義校量(さんぎきょうりょう) ① 『往生論註(おうじょうろんちゅう)』

法然上人のお師匠さまは


善導大師(ぜんどうだいし)です。


善導大師(ぜんどうだいし)のお師匠さまは


道綽禅師(どうしゃくぜんじ)です。


道綽禅師(どうしゃくぜんじ)の


お師匠さまは曇鸞大師(どんらんだいし)です。


その曇鸞大師(どんらんだいし)の著書に


『往生論註(おうじょうろんちゅう)』という


書物があります。


『往生論註(おうじょうろんちゅう)』は


上下二巻あり、その上巻の最後に


「三義校量(さんぎきょうりょう)」と


呼ばれる箇所があります。


「悪人が救われるなんておかしいんじゃないの?!」


という疑問に対して、三つの理屈で応えるのが


「三義校量(さんぎきょうりょう)」です。


次からは内容に入っていきます。


10月前半のことば

10月前半のことば 「我が心 鏡にうつるものならば          さぞや姿の 醜くかるらん」   社会人は人前に出るとき、まず身だしなみを整えます。髪を撫で、靴を磨き、服の皺を直す。それは相手に不快感を与えぬための礼儀であり、社会という舞台に上がるための衣装でもあります。しか...