2020年6月19日金曜日

仏教入門⑨(道諦)

第四段階は「煩悩を滅する方法がある」ということです。

それが様々な仏道修行です。

仏教には八万四千(はちまんしせん)の法門、といわれるように、

たくさんの教えがあります。

その多くは瞑想修行で、非常に理に適っています。

思い通りにならないものをそのまま見よ、と説く教えがあります。

判断するのではなしに、そのままを見よ、というのです。

私たちはついつい、ジロジロ見てくる人に嫌悪感を持ちます。

でも「ジロジロ見てくる人」は「ジロジロ見てくる人」

と受け取ればいいということです。

それに「なんでジロジロ見てくるの?!気持ち悪い!」

と嫌ったり、「あの人私に何か文句があるのだろうか?!」

と不安に思ってしまう、その必要はないというのです。

勝手に嫌悪感を持ったり不安に思って、

自分で自分を苦しめているのが私たちです。

しかしそんな必要はありません。

今ある状況をありのままに見ることによって、

余計な悩みを増やさずにすむのです。

私自身はこのような仏教の考え方でずいぶん救われました。

かつて「なぜ僕はこんなにツイてないんだろう」

「今日もイヤなことがあるのかな」

と不安にかられることが多い時期がありました。

でもこの仏教の考え方のおかげで、かなり改善されました。

いかに何てことはないことに自分は悩まされていたのだろう、

と思います。

『ブッダの処世術』
平岡聡


仏説阿弥陀経⑪

 (本文) 四辺(しへん)に階道(かいどう)あり。 金(こん)・銀(ごん)・瑠璃(るり)・ 玻璃(はり)をもって合成(ごうじょう)せり。 上(ほとり)に楼閣(ろうかく)有り。 また金(こん)・銀(ごん)・瑠璃(るり)・ 玻璃(はり)・硨磲(しゃこ)・ 赤珠(しゃくしゅ)・碼碯(め...