2020年9月29日火曜日

浄土宗のおつとめ⑮(開経偈〈かいきょうげ〉その一)

今までは序章、ここからは本章にあたるところです。

 

(本文)

 

無上甚深微妙法

 

(む じょうじんじん みょうほう)

 

百千万劫難遭遇

 

(ひゃくせんまんごうなんそうぐう)

 

我今見聞得受持

 

(がこんけんもんとくじゅじ)

 

願解如来真実義

 

(がんげにょらいしんじつぎ)

 

 

 

(書き下し)

 

無上甚深微妙(むじょうじんじんみみょう)の法は、

 

百千万劫(ひゃくせんまんごう)にも

 

遭(あ)い遇(あ)うこと難(かた)し。

 

われ今、見聞(けんもん)し

 

受持(じゅじ)することを得たり。

 

ねがわくは如来(みょらい)の

 

真実義(しんじつぎ)を解(げ)したてまつらん。

 

 

 

(現代語訳)

 

この上なく深くすぐれたみ教えには

 

とてつもなく長い年月を経たとしても

 

出会うことは難しいのです。

 

私は今、そのみ教えを受け取ることができました。

 

仏さまが説かれる真実の意味を

 

心の底から解りたいと願います。

4月後半のことば

 4月後半のことば 「永遠に走り続けることはできない」 私たちの好む健康や若さは、あくまで期間限定です。 そしてその期間がいつまで続くのかは誰にもわかりません。 「健康が一番」と言っても、健康でい続ける人はいません。 健康な状態は徐々に、あるいは突然に壊されます。 同様に、「若さ...