多くの方は「不思議なご縁で仏教と出会った」という
感覚はないと思います。
「先祖代々のつきあい」「たまたま」「嫁ぎ先のご縁」
私などは「たまたま生まれた先が浄土宗のお寺だった」
と思っていました。
しかしそうではありません。
このことにつきましては「お念仏と出会うということ」
というシリーズでお伝えしましたので、
そちらをご覧下さい。
今、実はとても不思議なご縁によって、
仏教のみ教えと出会い、教えを聞く機会を得たのですから、
どうぞ「本気で」向き合っていただきたいと願うばかりです。
この「開経偈」を唱えて、
浄土宗の私たちは
『浄土三部経(じょうどさんぶきょう)』を開いて
「これから教えを聞かせていただくのだ」と
心を向けていくのです。