2020年11月27日金曜日

五種正行(ごしゅしょうぎょう)⑭毎日の「おつとめ」

皆さん毎日称えてくださっている「おつとめ」には

 

この五種正行(ごしゅしょうぎょう)が

 

詰まっていると言われます。

 


「浄土宗のおつとめ」

https://hourinji.blogspot.com/2020/06/blog-post_16.html

 

 

四誓偈(しせいげ)や真身観文(しんじんがんもん)など

 

浄土三部経(じょうどさんぶきょう)から

 

抜粋したお経を読みます。

 

これは「読誦正行(どくじゅしょうぎょう)」です。

 

四奉請(しぶじょう)は

 

「十方の仏さま、お釈迦さま、

 

阿弥陀さま、観音さま、勢至菩薩さま、

 

極楽におられる菩薩さま、

 

みんなこの道場にお越しください!」

 

と想像して極楽に思いを寄せます。

 

観察正行(かんざつしょうぎょう)です。

 

三宝礼(さんぼうらい)、三唱礼(さんしょうらい)では

 

礼拝(らいはい)をします。

 

これは「礼拝正行(らいはいしょうぎょう)」です。

 

念仏一会は「口称正行(くしょうしょうぎょう)」。

 

「三尊礼(さんぞんらい)」などで仏さまを讃えます。

 

また、毎日仏さまへ茶湯(ちゃとう)や

 

お仏飯(ぶっぱん)をお供えします。

 

これらは「讃歎供養正行(さんだんくようしょうぎょう)」です。

 

毎日「おつとめ」をすることが習慣になれば、

 

それが「五種正行(ごしゅしょうぎょう)」

 

の実践となるのです。

 

お念仏が癖付くように、極楽浄土を向いて、

 

日々お念仏精進してまいりましょう。

 

 

五種正行の項おわる。

6月後半のことば

 6月後半のことば 「極楽を求める教え 世間では非常識な教え」  世間の常識というものは、えてして移ろいやすいものです。健康であればよい、若ければなおよい、人間関係が円満ならすべてうまくいく、死んだらおしまい…そうした価値観が、まるで疑いようのない真理のように語られます。しかしな...