2020年11月28日土曜日

五種正行(ごしゅしょうぎょう)⑬助業(じょごう) その二

ある人はお風呂に入って湯船に浸かる時、

 

「百辺お念仏を称えてから出る」とおっしゃいます。

 

その人にとってはお風呂に入ることが

 

お念仏の助業になっています。

 

お念仏を称えつつ洗い物をなさる人がいます。

 

「以前は洗い物は面倒だと思っていましたが、

 

今はお念仏を称える大切な時間なんです。」

 

とおっしゃいます。

 

この人にとっては洗い物が

 

お念仏の助業(じょごう)となっています。

 

このようにあらゆるものを

 

お念仏の助業(じょごう)にすれば、

 

日常をお念仏のスイッチを

 

切り替える必要がなくなってきます。

 

お念仏生活の中の日常になります。

 

お念仏を称える工夫をして、

 

お念仏が癖付けば苦労なく続けることが

 

できるようになります。

 

「お念仏を続ける道筋」、「お念仏が身につく道筋」を

 

お示しくださっているのが、

 

「五種正行(ごしゅしょうぎょう)」であり、

 

「お念仏そのもの」が

 

「五種正行(ごしゅしょうぎょう)」なのです。

 

決してお念仏だけでは頼りないから、

 

それを補助するのが助業(じょごう)

 

といっているのではありません。

 

阿弥陀さまは「口称正行、これ一本でいい!」

 

とおっしゃっていますが、

 

私たちの心が弱いものですから、

 

それだけでは続かないのです。

 

「一途に来い」と言われているのに

 

一途になれない弱さがある。

 

だから一途になれるように助業(じょごう)が

 

用意されているのです。

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