「人のもの」を羨むのは人の持ち物だけではありません。
場合によっては配偶者がある人に
恋をしてしまうこともあるかもしれません。
テレビやネットを観ると、こんなに人は不倫をするのか、
と驚くばかりです。
言うまでもなく、不倫は自分の家庭も相手の家庭も
不幸にします。
しかし時には街を歩いていて自分の配偶者以外の人に
目を奪われることもあるでしょう。
善導大師は「目を上げて女人を見ず」と
おっしゃっています。
危うい方へ心が動くことを事前に
避けるためだと思われます。
まさか自分は不倫なんてしない!と言っても
心が動くことはあるでしょう。
「場合によっては不倫すらしてしまうかもしれない自分」
という想定をしておくのがよいでしょう。
「君子危うきに近寄らず」です。