2020年10月5日月曜日

浄土宗のおつとめ⑨(懺悔偈〈さんげげ〉その二)

四奉請(しぶじょう)で仏さまをお迎えしたら

 

まず「懺悔(さんげ)」をします

 

「日常的に積もる垢を洗い流す」という感じでしょうか。

 

私たちは自分がやった「善いこと」

 

は人に言いたいものです。

 

しかし自分がした「悪いこと」

 

はできるだけ隠したいのが人情でしょう。

 

「悪いことをした」と告白するのはなかなか

 

覚悟のいることです。

 

古くから仏教ではこれを僧侶同士で

 

行っていました。

 

仏教教団を維持するためにたくさんの規則があり、

 

それを守ることができないと、罰則が適用されます。

 

その中に「告白」があります。

 

「やってしまいました」と勇気を持って修行仲間に

 

告白するのです。

 

修行する者同士ですから、告白を受けたらそれを

 

受け入れます。

 

告白したのにいつまでも責め立てたりはしません。

 

この「懺悔偈(さんげげ)」における

 

懺悔(さんげ)」は仏さまと菩薩さまを前にして

 

告白」するのです。

 

家族や友人、同僚、同級生の前で

 

告白するのは勇気がいりますね。

 

しかしここで告白する相手は「仏・菩薩」です。

 

思い切って告白できます。

仏説阿弥陀経⑦

 (原文) その時、仏、長老舎利弗(ちょうろうしゃりほつ)に 告げたまわく。 これより西方、十万億の仏土を過ぎて世界有り。 名づけて極楽という。 その土に仏まします、阿弥陀と号したてまつる。 いま現に在(ましま)して説法したまう。 (現代語訳) その時、釈尊は長老の舎利弗(しゃり...