(本文)
弥陀本誓願(みだほんせいがん)
極楽之要門(ごくらくしようもん)
定散等回向(じょうさんとうえこう)
速証無生身(そくしょうむしょうしん)
(書き下し)
弥陀の本誓願は 極楽の要門なり
定散等しく回向して、 速やかに無生身を証せん
(現代語訳)
阿弥陀仏の本願は、極楽浄土へ往生するための
要となる教えです。
心を集中して行う修行、散り乱れる心のままに
行う修行、様々な修行の功徳をすべて
極楽浄土への往生のために振り向けて
いずれ往生した後に、
速やかに覚りを得られますように。