2020年9月23日水曜日

浄土宗のおつとめ㉑(聞名得益偈〈もんみょうとくやくげ〉その二)

極楽へ往生するためには、

 

(1)極楽への往生を願う

 

(2)南無阿弥陀仏と称える

 

この二つが具わらなくてはなりません。

 

ただ、それだけではなく「阿弥陀仏の名前を聞く」

 

という「聞名(もんみょう)」にも大いなる功徳が

 

あるというのです。

 

今称えられる人はしっかりと称えましょう。

 

でもすでにこの世を離れた方は

 

自分自身で称えることはできません。

 

ですから、あなたがお念仏を称え、

 

それを聞かせて差し上げることが大切です。

 

「どうか阿弥陀さま、〇〇さんを頼みますね!」

 

と〇〇さんを阿弥陀さまにお任せしましょう。

 

あなたご自身がもし、

 

「南無阿弥陀仏なんて称えても意味ないよ」

 

とか「阿弥陀さまや極楽なんてないよ」と

 

思っていて良いはずはないでしょう。

 

自らが「念仏を称えれば必ず極楽浄土往けるのだ」

 

と信じてこそ、亡き人のためにもなるのです。

11月後半のことば

 11月後半のことば 「危ないのは逆境の時より順境の時」 逆境の時には、我々は注意深く努力し、成長と学びを得ます。 しかし、順境の時、油断の罠が待ち構えています。 仕事が順調な時、自分は失敗しないと安心し、準備を怠ることがあります。 例えば、プロジェクトが順調に進んでいる時に限っ...