2020年10月13日火曜日

浄土宗のおつとめ①(どんな構成になっているか)

 

浄土宗のおつとめで最もオーソドックスな形を

 

「日常勤行式(にちじょうごんぎょうしき)」といいます。

 

以前、この「日常勤行式(にちじょうごんぎょうしき)」の

 

「唱え方」をアップしました。

 

これからはその中身について上げて参ります。

 

このブログでは先の「唱え方」と同じように、

 

以下の順番で説明します。

 

日常勤行式(にちじょうごんぎょうしき)

 

1香偈(こうげ)

2三宝礼(さんぼうらい)

3四奉請(しぶじょう)

4懺悔偈(さんげげ)

5十念(じゅうねん)

6開経偈(かいきょうげ)

7誦経(じゅきょう)

8聞名得益偈(もんみょうとくやくげ)

9十念(じゅうねん)

10ご法語(ごほうご)

11摂益文(しょうやくもん)

12念仏一会(ねんぶついちえ)

13別回向(べつえこう)

14総回向偈(そうえこうげ)

15十念(じゅうねん)

16総願偈(そうがんげ)

17三唱礼(さんしょうらい)

18送仏偈(そうぶつげ)

19十念(じゅうねん)

 

まずこの「日常勤行式(にちじょうごんぎょうしき)」は

 

「どういう構成になっているのか」をお伝えします。

 

日常勤行式(にちじょうごんぎょうしき)


主に「お経」「偈文(げもん)」

 

「お念仏」で構成されています。

 

「お経」は「お釈迦さまが説かれた教え」です。

 

「偈文(げもん)」といいますのは

 

『浄土宗大辞典』によりますと

 

http://jodoshuzensho.jp/daijiten/index.php/%E5%81%88

 

ということです。

 

難しいので「お経」や祖師の

 

「お言葉」だと思っておいてください。

 

ということはそれらすべてが

 

大切だということになりますが、

 

まず全体を大づかみするために、

 

下の四つにまとめてみました。

 

  一、仏さまや菩薩さまをお迎えする

  二、仏さまから教えを聞かせていただく

  三、念仏を実践する

  四、仏さまをお送りする

 

一、の「仏さまや菩薩さまをお迎えする」

 

  に相当するのが、3の「四奉請(しぶじょう)」です。

 

  後にご説明しますが、仏さまや菩薩さまを

 

  お迎えする言葉です。


     1の「香偈(こうげ)」は「仏さまをお迎えする準備」です。


  2の「三宝礼(さんぼうらい)」は「仏教徒として、これからお迎えする仏、


  その仏の教え、その教えを信じる者」に敬いを表します。


  そして満を持して「四奉請(しぶじょう)」を唱え、


  仏さまと菩薩さまをお迎えするのです。


 

二、の「仏さまから教えを聞かせていただく」

 

  に相当するのが7の「誦経(じゅきょう)」です。

 

 「誦経(じゅきょう)」とは「お経を唱える」という意味です。

 

  中でも『浄土三部経(じょうどさんぶきょう)』


  と呼ばれるお経を唱えます。

 

  『浄土三部経(じょうどさんぶきょう)』


  はお釈迦さまが説かれた教えです。

 

  その「お釈迦さまの教え」を

 

  自分の口で唱えつつ「聞かせていただく」のです。


  また、10の「御法語(ごほうご)」は、


  浄土宗の高祖善導大師(ぜんどうだいし)や


  元祖法然上人のお言葉です。


  このような祖師(そし)のお言葉も、


  「お釈迦さまの教え」と同様に大切にいたしますので、


  「誦経(じゅきょう)」に含まれるといえるでしょう。

 

三、の「念仏を実践する」

 

  に相当するのが11の「念仏一会」です。

 

  実はここがメインです。

 

  たった四文字の「念仏一会」ですが、

 

  浄土宗において最も大切な「お念仏」を

 

  しっかりお唱えする、その「実践」なのです。

 

四、の「仏さまをお送りする」

 

  に相当するのが18の「送仏偈」です。

 

  一、でお招きした仏さまや菩薩さまを

 

  「本国(浄土)」へとお送りします。

 

 

以上のように、仏さまや菩薩さまを

 

あたかも「お客さま」の如くにお迎えし、

 

その仏さまの教えを聞き、そして教えを実践し、

 

最後お送りする、という流れになっています。

 

次からは一つ一つを説明していきます。

仏説阿弥陀経⑪

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