2020年12月8日火曜日

五種正行(ごしゅしょうぎょう)④(読誦正行〈どくじゅしょうぎょう〉)

 正行(しょうぎょう)には五つあります。

 

「五種正行(ごしゅしょうぎょう)」といいます。

 

一つ目は「読誦正行(どくじゅしょうぎょう)」です。

 

これは「無量寿経(むりょうじゅきょう)」

 

「観無量寿経(かんむりょうじゅきょう)」

 

「阿弥陀経(あみだきょう)」の三つ、

 

「浄土三部経(じょうどさんぶきょう)」を

 

読誦(どくじゅ)することです。

 



浄土三部経

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「読誦(どくじゅ)」の「読」は

 

お経の文字を見て読むことです。

 

「誦(じゅ)」は文字を暗唱することです。

 

ですから、「読誦(どくじゅ)」は、

 

お経の本を見て読んだり、見ずに読むことをひっくるめて、

 

「お経を読むこと」です。

 

しかしお経ならどんなお経でもいいかというと、

 

そうではありません。

 

「無量寿経(むりょうじゅきょう)」

 

「観無量寿経(かんむりょうじゅきょう)」

 

「阿弥陀経(あみだきょう)」の

 

「浄土三部経(じょうどさんぶきょう)」を

 

読誦(どくじゅ)するのです。

 

浄土三部経(じょうどさんぶきょう)には、

 

阿弥陀さまや極楽浄土、

 

お念仏のことが詳しく説かれています。

 

お釈迦さまは五千巻余りのお経を説かれました。

 

その中で阿弥陀さまのこと、

 

極楽浄土のことなどが説かれているお経が

 

いくつかあります。

 

更にその中から特に阿弥陀さまや

 

極楽浄土のことをしっかりと説いてあるお経を

 

法然上人が示してくださいました。

 

それが浄土三部経(じょうどさんぶきょう)です。

 

この浄土三部経(じょうどさんぶきょう)を読むことが

 

「読誦正行(どくじゅしょうぎょう)」です。

 

対して、これ以外のお経を読むことは

 

「雑行(ぞうぎょう)」となります。

 

よく読まれる般若心経や法華経などを

 

読むのは読誦雑行(どくじゅぞうぎょう)となります。

 

もちろん般若心経や法華経を読むことが、

 

悪いことであろうはずはありません。

 

どれもお釈迦さまが説かれた尊いみ教えです。

 

間違っているはずがありません。

 

しかし、般若心経(はんにゃしんぎょう)や

 

法華経(ほっけきょう)は、

 

「極楽浄土へ往生するため」に説かれたお経ではありません。

 

今私たちは極楽浄土に向かいたいのです。

 

そうなると般若心経や法華経(ほっけきょう)を

 

読むことは遠回りになります。

 

ですから極楽へ往生したい者は

 

浄土三部経(じょうどさんぶきょう)を

 

読むことをお勧めされるのです。

仏説阿弥陀経①

 釈尊が説かれた多くの経典の中で、 浄土宗は『無量寿経』『観無量寿経』『阿弥陀経』の 三経典を所依(しょえ)の経典として大切にします。 この三経典を法然上人は 『浄土三部経』と名づけられました。 これらの概要は先にこのブログ内で上げています。 「浄土宗の教え第1部 浄土三部経」 ...