2020年12月4日金曜日

五種正行(ごしゅしょうぎょう)⑧口称正行(くしょうしょうぎょう)・讃歎供養正行(さんだんっくようしょうぎょう)その一

五種正行(ごしゅしょうぎょう)の


四つ目は「口称正行(くしょうしょうぎょう)」です。

 

南無阿弥陀仏と称えること。

 

もちろんこの「口称正行(くしょうしょうぎょう)」

 

が中心です。

 

このことについては何より大事ですから、


後に詳しくお話しします

 

五つ目は

 

「讃歎供養正行(さんだんくようしょうぎょう)」です。

 

「讃歎(さんだん)」と「供養(くよう)」を

 

分けると、「五種正行(ごしゅしょうぎょう)」は

 

六つに分かれて「六種正行(ろくしゅしょうぎょう)と

 

なります。

 

まず「讃歎(さんだん)は、「誉め讃えること」です。

 

「阿弥陀さまという方は素晴らしい方です」

 

と誉め讃えます。

 

「ご詠歌(えいか)」をご存じでしょうか。

 

仏さまを讃える仏教の歌です。

 

キリスト教では「賛美歌」によって、

 

神さまを讃えているのと同様です。

 

また、浄土宗で唱える「おつとめ」に

 

「礼讃(らいさん)」があります。

 

「礼拝(らいはい)し、讃える」から

 

「礼讃(らいさん)」とといいます。

 

よく法事などでお唱えする

 

「三尊礼(さんぞんらい)」も

 

「礼讃(らいさん)」です。

 

「弥陀身色如金山(みだしんじきにょこんせん)」

 

つまり「阿弥陀さまのお身体は金の山のようだ。」

 

と阿弥陀さまを讃えています。

10月前半のことば

10月前半のことば 「我が心 鏡にうつるものならば          さぞや姿の 醜くかるらん」   社会人は人前に出るとき、まず身だしなみを整えます。髪を撫で、靴を磨き、服の皺を直す。それは相手に不快感を与えぬための礼儀であり、社会という舞台に上がるための衣装でもあります。しか...