2020年12月3日木曜日

五種正行(ごしゅしょうぎょう)⑨讃歎供養正行(さんだんくようしょうぎょう)その二

供養(くよう)はお供えをすることです。

 

お仏壇に果物やお饅頭を

 

置いているわけではありません。

 

保管しているわけでも隠しているのでもありません。

 

「お供え」しているのです。

 

お仏壇におられる阿弥陀さまやご先祖さまに

 

「どうぞ」という想いで、お供えしているのです。

 

お仏壇は極楽浄土を表します。

 

そこにおられる阿弥陀さまやご先祖さまに

 

「どうぞ」とお供えすることによって、

 

極楽浄土や阿弥陀さまに思いを寄せているわけです。

 

「供養(くよう)」とは

 

「供物養心(くもつようじん)」という言葉のの略です。

 

お供えをして、自らが極楽浄土や阿弥陀さまに向かう心を

 

養っているのです。

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 4月後半のことば 「永遠に走り続けることはできない」 私たちの好む健康や若さは、あくまで期間限定です。 そしてその期間がいつまで続くのかは誰にもわかりません。 「健康が一番」と言っても、健康でい続ける人はいません。 健康な状態は徐々に、あるいは突然に壊されます。 同様に、「若さ...