「敬って ただみ名ばかり 怠らず
命限りに 勤むるが四修(ししゅ)」
「敬って」は恭敬修(くぎょうしゅ)。
「ただみ名ばかり」は無余修(むよしゅ)。
「怠らず」は無間修(むけんじゅ)。
「命限りに勤むる」は長時修(じょうじしゅ)です。
四修(ししゅ)とは、
「お念仏はありがたいなあ」と気づいた人が、
今後どうやって毎日の生活を
進めていくかを示すものです。
念仏するものは「阿弥陀さまをはじめとした
三宝(さんぼう)を敬う」。
これが恭敬修(くぎょうしゅ)です。
「お念仏一筋に!」
これが無余修(むよしゅ)。
「毎日お念仏を続けていく」
これが無間修(むけんじゅ)。
「一生涯お念仏を続けていく」
これが長時修(じょうじしゅ)です。
無間修(むけんじゅ)が続けば
それが即ち長時修(じょうじしゅ)になります。
このような「念仏生活」をお勧めします。
(四修の項終わる)