2020年12月26日土曜日

四修(ししゅ)⑮ まとめ

「敬って ただみ名ばかり 怠らず 

 

命限りに 勤むるが四修(ししゅ)」

 

「敬って」は恭敬修(くぎょうしゅ)。

 

「ただみ名ばかり」は無余修(むよしゅ)。

 

「怠らず」は無間修(むけんじゅ)。

 

「命限りに勤むる」は長時修(じょうじしゅ)です。

 

四修(ししゅ)とは、

 

「お念仏はありがたいなあ」と気づいた人が、

 

今後どうやって毎日の生活を

 

進めていくかを示すものです。

 

念仏するものは「阿弥陀さまをはじめとした

 

三宝(さんぼう)を敬う」。

 

これが恭敬修(くぎょうしゅ)です。

 

「お念仏一筋に!」

 

これが無余修(むよしゅ)。

 

「毎日お念仏を続けていく」

 

これが無間修(むけんじゅ)。

 

「一生涯お念仏を続けていく」

 

これが長時修(じょうじしゅ)です。

 

無間修(むけんじゅ)が続けば

 

それが即ち長時修(じょうじしゅ)になります。

 

このような「念仏生活」をお勧めします。


(四修の項終わる) 

12月後半のことば 自分の罪に気づいたら…

 12月後半のことば 「雪のうちに 仏の御名を称うれば 積もれる罪ぞ やがて消えぬる」     法然上人                    しんしんと降る雪は、一粒はか弱くても、積もれば景色を一変させ、道さえ塞いでしまいます。私たちの心に積もる「罪」も、これに似ています。  ...