三種行儀(さんしゅぎょうぎ)の二番目は
別時行儀(べつじぎょうぎ)です。
毎日お念仏を称えていますと、段々怠け心が出てきます。
人間とはそういうものですね。
どれだけありがたいと思ったお念仏も、
長く続けていくうちに、
惰性になってしまう時期も来ることでしょう。
そのような私たちですから、ときどきは
時と場所を定めて集中的にお念仏を称えたいものです。
これを別時行儀(べつじぎょうぎ)と申します。
兵庫県尼崎市武庫之荘にある 浄土宗寺院です。 仏教や浄土宗の教えについて、 浄土宗の作法についてなどの 説明・解説をします。 皆さんが仏教や浄土宗に 興味を持ってくだされば ありがたく存じます。
11月後半のことば 念仏の「念」は声 「念」とは、ふつう「思うこと」を意味します。だから「念仏」とは「仏を思うこと」と考えるのが自然でしょう。実際、仏教の修行の中には、瞑想によって仏の姿や浄土の光景を心に思い描く行があります。静かに座り、心を澄ませ、阿弥陀仏の慈悲の相を目の...