三種行儀(さんしゅぎょうぎ)の二番目は
別時行儀(べつじぎょうぎ)です。
毎日お念仏を称えていますと、段々怠け心が出てきます。
人間とはそういうものですね。
どれだけありがたいと思ったお念仏も、
長く続けていくうちに、
惰性になってしまう時期も来ることでしょう。
そのような私たちですから、ときどきは
時と場所を定めて集中的にお念仏を称えたいものです。
これを別時行儀(べつじぎょうぎ)と申します。
兵庫県尼崎市武庫之荘にある 浄土宗寺院です。 仏教や浄土宗の教えについて、 浄土宗の作法についてなどの 説明・解説をします。 皆さんが仏教や浄土宗に 興味を持ってくだされば ありがたく存じます。
4月後半のことば 「念死念仏」 この言葉は、浄土宗の第二祖・聖光上人のお言葉です。 「常に死を見据え、念仏を称えよ」という教えを説かれたものです。人は誰しも、死がいつ訪れるかわからないことを知っています。それにもかかわらず、死が「今この瞬間」に訪れる可能性を意識することは少...