2021年1月16日土曜日

三種行儀(さんしゅぎょうぎ) ⑯ 臨終行儀(りんじゅうぎょうぎ)その二

「臨終行儀(りんじゅうぎょうぎ)」とは


死を迎えるときのお念仏です。


「いよいよ死が訪れる」ということが分かれば


死ぬ間際にお念仏を称えることもできるでしょう。


しかし中々そううまくはいきません。


いよいよの時に本人が称えるのは難しいでしょう。


ですから家族の誰かが枕元で


小さな声でお念仏を称えて補助をするのです。


呼吸に合わせて「なむ あみ だぶ」と


そばで称えて差し上げてください。


聴覚は最後まで残ります。


お医者さんが「ご臨終です」と言われても


お念仏をお耳に届けてください。


もし仮に悪口を聞かせたなら、


それが聞こえたまま、


反論もできずに亡くなっていかれるかもしれません。


ですから、臨終の枕辺で当人が


不快に思われるようなことを言ってはいけません。


どうか枕元で悪口を言ったり、


遺産の話をしたり、喧嘩をしないで下さい。


誰かがお葬式の段取りをすることも必要でしょうが、


できるだけ、どなたかがそばについて、


「臨終を迎える方と一緒に」という思いをもって


お念仏を称えて下さい。


これが残された者の心得です。


ただ、今ブログをご覧になっている方は、


「誰かが見送ってくれる」ということを頼りにせず、


阿弥陀さまを頼りにして、


普段からお念仏を称えて下さい。


仏説阿弥陀経⑪

 (本文) 四辺(しへん)に階道(かいどう)あり。 金(こん)・銀(ごん)・瑠璃(るり)・ 玻璃(はり)をもって合成(ごうじょう)せり。 上(ほとり)に楼閣(ろうかく)有り。 また金(こん)・銀(ごん)・瑠璃(るり)・ 玻璃(はり)・硨磲(しゃこ)・ 赤珠(しゃくしゅ)・碼碯(め...