2021年1月29日金曜日

三種行儀(さんしゅぎょうぎ) ③ 尋常行儀(じんじょうぎょうぎ)その二

日常の中でお念仏が称えられれば、


ありがたいですね。


たとえば、歩いている時に「南無阿弥陀仏」と


称えつつ歩いてみてはいかがでしょうか。


私もいつも称えながら歩いています。


人前では大きな声で称えることはできませんが、


口の中で舌を動かして称えることならできます。


お風呂でも称えることできます。


お料理の最中でも、車を運転しているときも


お念仏は称えることはできます。


法然上人はお手洗いでもお念仏を


お称えされていたといいます。


「お手洗いで御念仏を唱えるなんて」と


何か罰当たりのような気はしませんか?


お弟子さんの一人もそう思われて、


「法然上人、いくらなんでもお手洗いで


お念仏を称えるのはよくないんじゃないですか?」


と咎めたところ、


「厠(かわや)にて申す念仏に咎(とが)あれば 


召し込めよかし弥陀の浄土へ」という


お歌を返されたといいます。


「厠(かわや)で念仏を申すことが


罪だというのなら、どうぞ極楽へ


召し捕ってもらいたいものだ」


とおっしゃったのです。


このように実践することによって


お念仏が癖付いてきます。


初めは「称えよう、称えよう」と


意識することも大切でしょう。


しかしその内癖付けば、勝手に口をついて


お念仏が出てきます。


こうなればしめたものです。


仏説阿弥陀経⑦

 (原文) その時、仏、長老舎利弗(ちょうろうしゃりほつ)に 告げたまわく。 これより西方、十万億の仏土を過ぎて世界有り。 名づけて極楽という。 その土に仏まします、阿弥陀と号したてまつる。 いま現に在(ましま)して説法したまう。 (現代語訳) その時、釈尊は長老の舎利弗(しゃり...