2020年7月2日木曜日

写経のススメ④(発願文)

浄土宗のお仏壇は多く正面に阿弥陀仏、

向かって右に善導大師(ぜんどうだいし)、

向かって左に法然上人をお祀りします。

そして善導大師(ぜんどうだいし)を高祖(こうそ)、

法然上人を元祖(がんそ)として敬います。

善導大師(613-681)は中国唐の時代に浄土宗のお念仏の教えを

完成された方です。


善導大師の著作は「五部九巻(ごぶくかん)」と呼ばれ、

『観経疏(かんぎょうしょ)』四巻、

『観念法門(かんねんほうもん)』一巻、

『往生礼讃(おうじょうらいさん)』一巻、

『法事讃(ほうじさん)』二巻、『般舟讃(はんじゅさん)』一巻

がそれに当たります。

その中『往生礼讃(おうじょうらいさん)』に今回の写経テーマである

「発願文(ほつがんもん)」が含まれます。

「発願文(ほつがんもん)」というだけあって、

内容は善導大師の「二つの発願(ほつがん)」です。

一つは「命尽きたらすぐに極楽浄土へ往きたい!」

という発願(ほつがん)です。

もう一つは「極楽浄土へ往ったら、

すぐにこの娑婆世界(しゃばせかい)に戻ってきて、

苦しむ人たちを救いたい!」という発願(ほつがん)です。

ここに出る「六神通(ろくじんづう)」につきましては、

後日「所求・所帰・去行(しょぐ・しょき・こぎょう)」という

シリーズでお伝えします。


さて、今回もお手本は法輪寺で毎月習字をご指南くださる

京都伏見光照寺ご住職、池上良賢上人に揮毫いただきました。

「習字を習いたい」という方は法輪寺までお問い合わせください。


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仏説阿弥陀経⑦

 (原文) その時、仏、長老舎利弗(ちょうろうしゃりほつ)に 告げたまわく。 これより西方、十万億の仏土を過ぎて世界有り。 名づけて極楽という。 その土に仏まします、阿弥陀と号したてまつる。 いま現に在(ましま)して説法したまう。 (現代語訳) その時、釈尊は長老の舎利弗(しゃり...