2020年7月1日水曜日

写経のススメ⑤(般若心経)

 今回は『般若心経(はんにゃしんぎょう)』です。


正式には


『仏説摩訶般若波羅蜜多心経(ぶっせつまかはんにゃはらみったしんぎょう』


といいます。


この有名なお経は、中国唐の時代、玄奘三蔵(げんじょうさんぞう)が


漢訳したものです。


国の法を破ってまで、お釈迦さまの教えを求め、


インドへ渡って入手した膨大なお経を自ら訳された、


その中の一つです。


玄奘三蔵(げんじょうさんぞう)は、『西遊記』の「三蔵法師」の


モデルになった方でもあります。


浄土宗の高祖(こうそ)善導大師(ぜんどうだいし)と


同時代に同じ長安の都で多数の経典を


訳経(やっきょう)されていました。


この『般若心経(はんにゃしんぎょう)』は、


浄土宗ではあまり読む機会がありませんが、


法輪寺では毎年1月28日の「初不動(はつふどう)法要」で、


不動尊前においてお読みいたします。


その「初不動(はつふどう)法要」の際、


信者さんが写経した『般若心経(はんにゃしんぎょう)』を


不動尊に納経(のうきょう)します。


『般若心経(はんにゃしんぎょう)』には、


仏教の「空(くう)思想」が説かれています。


すべての事象は不変の実体をもつものではないので、


あらゆるものごとに執着(しゅうじゃく)してはならない。


執着(しゅうじゃく)を離れて苦しみ悩みから解き放たれる道が


説かれています。


さて、今回もお手本は法輪寺で毎月習字をご指南くださる



京都伏見光照寺ご住職、池上良賢上人に揮毫いただきました。



「習字を習いたい」という方は法輪寺までお問い合わせください。


     お手本はこちら

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仏説阿弥陀経⑦

 (原文) その時、仏、長老舎利弗(ちょうろうしゃりほつ)に 告げたまわく。 これより西方、十万億の仏土を過ぎて世界有り。 名づけて極楽という。 その土に仏まします、阿弥陀と号したてまつる。 いま現に在(ましま)して説法したまう。 (現代語訳) その時、釈尊は長老の舎利弗(しゃり...