2020年11月29日日曜日

五種正行(ごしゅしょうぎょう)⑫助業(じょごう) その一

「口称正行(くしょうしょうぎょう)は唯一、

 

「これをするだけで極楽浄土へ往ける行(ぎょう)」です。

 

南無阿弥陀仏と称えれば必ず極楽へ往けます。

 

だからこれだけをしていればいいのです。

 

極楽へ往きたいと思って、

 

南無阿弥陀仏と称えていればいいのですから、

 

「お仏壇、仏像、お位牌を祀ること」は、

 

極楽往きの絶対条件ではありません。

 

ところが、お仏壇がなければ、

 

とてもお念仏が称えにくいことでしょう。

 

お仏壇の前でこそお経を称えますし、

 

お仏壇を拝んで極楽を想像します。

 

阿弥陀さまのお像があり、その元でご修行される、

 

先に往生された方々を表すお位牌があります。

 

仏像やお位牌を拝んで、

 

極楽や阿弥陀さまに心を向けるのです。

 

阿弥陀仏像に礼拝し、讃歎(さんだん)し、

 

お供えをするのです。

 

この読誦(どくじゅ)や観察(かんざつ)、

 

礼拝(らいはい)、讃歎供養(さんだんくよう)を

 

することによって、

 

お念仏がとても称えやすくなります。

 

そのようにお念仏を称える者を補助することを

 

「助業(じょごう)」といいます。

 

法然上人は、まずはこの五つを

 

「正行(しょうぎょう)」とし、

 

それ以外を「雑行(ぞうぎょう)」

 

と分類されます。

 

ただし、念仏の信心が育ってきたら、

 

「お念仏を称えるのに役立つこと」を

 

「助業(じょごう)」として

 

再び拾い上げます。

 

例えば、歩くことは極楽とも阿弥陀さまとも

 

関係ありません。

 

しかし、私は「南無阿弥陀仏」と

 

小さな声で称えながら歩きます。

 

そうすると歩くことがお念仏の助業になります。

仏説阿弥陀経⑪

 (本文) 四辺(しへん)に階道(かいどう)あり。 金(こん)・銀(ごん)・瑠璃(るり)・ 玻璃(はり)をもって合成(ごうじょう)せり。 上(ほとり)に楼閣(ろうかく)有り。 また金(こん)・銀(ごん)・瑠璃(るり)・ 玻璃(はり)・硨磲(しゃこ)・ 赤珠(しゃくしゅ)・碼碯(め...