2021年2月26日金曜日

下品下生(げほんげしょう) ⑫ 得益分(とくやくぶん) その二

(本文)


五百の侍女(じにょ)、


阿耨多羅三藐三菩提心


(あのくたらさんみゃくさんぼだいしん)を


発(おこ)して、かの国に生(しょう)ぜんと願ず。




(現代語訳)


また五百人の侍女は、


この上ない完全な覚りを求める心を発(おこ)し、


かの阿弥陀仏の極楽世界に生まれたいと願った。





お釈迦さまから直接、自分にぴったり合う教えを


授かった人たちは多く覚りの境地に


誘(いざな)われました。


韋提希夫人(いだいけぶにん)は


覚りの境地へ導かれ、


侍女たちには覚りを求め「極楽浄土に生まれたい!」


という強い心が生まれました。


3月後半のことば

生きているうちに人を慈しもう 生きていれば、周りの人との摩擦を避けて通ることはできません。 ただその摩擦は、自分の行動・言動次第で弱められるものもあります。 もし仮にあなたが、常に他人を批判し、自分が正しいと信じて疑わない人であれば、その結果孤独になり、周りの人から避けられるよう...