2023年12月14日木曜日

12月後半のことば

 12月後半のことば

「振り向けば ご恩を受けし人ばかり」 

どんな人も、自分一人だけで生きていくことはできません。私たちが今ここに存在しているのは、過去から現在に至るまで、多くの人々との関わりと、その人々から受けた影響、そして自分自身の行動の結果です。

過去に関わった人々から得た経験の中で、肯定的なものを「ご恩」と呼んでいるのでしょう。

しかし、今の自分が存在しているのは、肯定的な過去だけによるものではありません。

過去に降りかかった数々の苦難や困難も乗り越えて、今を生きているのです。


「振り向けば、ご恩を受けた人ばかり」と、過去に出会ったすべての人々に感謝の気持ちを持つことができる人生を歩むことができれば、それは素晴らしいことです。過去のせいにするだけでは、良い人生は訪れません。

 ご恩を感じる人になれるように、人のせいにせず、自分の行いを見つめて今を精一杯生きていきたいものです。


4月前半のことば

 4月前半のことば 「受け難き人身を受けて」   この言葉は、浄土宗の開祖・法然上人の御法語「一紙小消息」の一節です。私たちがこうして人間として生を受けていることの尊さを改めて感じさせられます。  人として生まれることは、決して当たり前のことではありません。生物学的に見ても、1億...