2020年8月15日土曜日

所求・所帰・去行㉑(所帰)

タイトルの「所求(しょぐ)・所帰(しょき)・去行(こぎょう)のうち、


所帰(しょき)」は

 

「帰依(きえ)する仏さまはどなたですか?」

 

ということです。

 

当然「阿弥陀さま」です。

 

 

法然上人の『一紙小消息』には

 

「諸仏の中に弥陀(みだ)に帰(き)したてまつるは

 

三念五念にいたるまで、自ら来迎(らいこう)

 

したもう故なり」と記されています。

 

星の数ほど、無数におられる仏さまの中で、

 

なぜ阿弥陀さまに帰依すべきなのでしょうか。

 

「難しく厳しい修行を成し遂げなければ救わない」という

 

仏さまであったら極楽へ往生できる人は限られてきます。

 

仮に救う条件が「東大の入試で満点を取る」

 

であったら、殆どの人が漏れます。

 

「ハワイまで泳いで渡る」ことが条件ならば

 

誰も往生できません。

 

阿弥陀仏は「学問が苦手でも体力がなくても、

 

病気でも年老いても、私の名前なら呼べるだろう」と

 

「阿弥陀仏の名前を呼ぶ」ことを

 

救いの条件にしてくださいました。

 

しかも三遍、五遍しか念仏を称えずに臨終を迎えた人でも、

 

臨終間際にたった一遍しか称えずに

 

息を引き取った者でも見捨てることはありません。

 

しかも阿弥陀さま自ら迎えに来て下さるというのです。

仏説阿弥陀経①

 釈尊が説かれた多くの経典の中で、 浄土宗は『無量寿経』『観無量寿経』『阿弥陀経』の 三経典を所依(しょえ)の経典として大切にします。 この三経典を法然上人は 『浄土三部経』と名づけられました。 これらの概要は先にこのブログ内で上げています。 「浄土宗の教え第1部 浄土三部経」 ...