2020年10月15日木曜日

四誓偈(しせいげ)⑩

(本文) 

 供養一切仏(くよういっさいぶつ) 

 具足衆徳本(ぐそくしゅくどく)

 願慧悉成満(がんねしつじょうまん)

 得為三界雄(とくいさんがいおう) 

 如仏無礙智(にょぶつむげち)  

 通達靡不照(つうだつみふしょう) 


 (書き下し)

 一切の仏を供養し 諸々の徳本を具足し   

願慧悉く成満して 

三界の雄となることを得たまえり 

 仏の無礙智の如きは  

 通達して照らしたまわずということなし 



 (現代語訳) 

 一切の仏に供養し、多くの功徳を積んで、

 誓願と智慧とをすべて成就され、 

 すべての世界の英雄となられました。 

 仏のすぐれた智慧はすべてに至って 照らさない所はありません。 




 世自在王仏(せじざいおうぶつ)も 菩薩(ぼさつ)として

修行された 時代がありました。 

 その時におられた他の仏に供養し、 布施し、戒を守り、

苦難を耐え忍び、 怠らず、心を静かにとどめて、 

 覚りの智慧を得たのです。

 ここまでが法蔵菩薩(ほうぞうぼさつ)から  

世自在王仏(せじざいおうぶつ)への讃辞です。

仏説阿弥陀経①

 釈尊が説かれた多くの経典の中で、 浄土宗は『無量寿経』『観無量寿経』『阿弥陀経』の 三経典を所依(しょえ)の経典として大切にします。 この三経典を法然上人は 『浄土三部経』と名づけられました。 これらの概要は先にこのブログ内で上げています。 「浄土宗の教え第1部 浄土三部経」 ...