2021年6月5日土曜日

仏説阿弥陀経⑥

 (本文)


ならびに諸もろの菩薩摩訶薩(ぼさつまかさつ)あり。


文殊師利法王子(もんじゅしりほうおうじ)、


阿逸多菩薩(あいったぼさつ)、


乾陀訶提菩薩(けんだかだいぼさつ)、


常精進菩薩(じょうしょうじんぼさつ)、


かくの如きらの諸もろの大菩薩、


及び釈提桓因等(しゃくだいかんにんとう)の


無量の諸天(しょてん)大衆(だいしゅ)と


倶(とも)なりき。




(現代語訳)


さらに多くの菩薩たちがおられた。


文殊師利法王子(もんじゅしりほうおうじ)、


阿逸多菩薩(あいったぼさつ)、


乾陀訶提菩薩(けんだかだいぼさつ)、


常精進菩薩(じょうしょうじんぼさつ)などの


菩薩たちがおられ、そして帝釈天などの


数え切れないほど多くの神々とも


ご一緒であった。






(解説)


阿羅漢(あらかん)の他に、


多くの菩薩(ぼさつ)や天の神々が


そこに列席して、釈尊の言葉に耳を傾けておられました。


菩薩(ぼさつ)とは、自らの覚りを目指すと共に


人々を救おうとする方です。


12月後半のことば 自分の罪に気づいたら…

 12月後半のことば 「雪のうちに 仏の御名を称うれば 積もれる罪ぞ やがて消えぬる」     法然上人                    しんしんと降る雪は、一粒はか弱くても、積もれば景色を一変させ、道さえ塞いでしまいます。私たちの心に積もる「罪」も、これに似ています。  ...