2020年10月1日木曜日

浄土宗のおつとめ⑬(懺悔偈〈さんげげ〉その六)

お経の中に

 

「一人(いちにん)一日(いちにち)の中(うち)に

 

八億四千(はちおくしせん)の念あり。

 

念念(ねんねん)の中(なか)の所作(しょさ)

 

皆(みな)これ、三途(さんず)の業(ごう)なり」

 

という言葉が出てきます。

 

「人が一人一日を過ごす間にはものすごい早さで

 

心が揺れ動いています。

 

その心の動きは八億四千にも上るといいます。

 

その一瞬一瞬の心の行いは

 

すべて地獄・餓鬼・畜生へ行かざるを得ないような

 

行いばかりです」というのです。

 

恐ろしいことです。

 

毎日、自分が気づかない内に犯している

 

地獄・餓鬼・畜生行きの行いを懺悔し、

 

お念仏を称えて過ごしましょう。

 

告白したら、もう「貪瞋痴(とんじんち)」による

 

悪い行いがストップするのであればいいのですが、

 

そんなことはありません。

 

告白した次の瞬間に、欲ばり、怒り、自己中心的な

 

行いをまた繰り返してしまいます。

 

だから日常勤行は毎日行うのです。

8月前半のことば 「亡き親の しきりに恋し 蝉の声」

 8月前半のことば 「亡き親の しきりに恋し 蝉の声」   若い頃、親の言葉を素直に聞けず、反発ばかりしていた日々はありませんでしたか。進路のことで衝突したり、ささいな注意に声を荒らげたり。  しかし自分が親となり、泣きやまぬ我が子を抱いて途方に暮れる時、かつて自分を包んでいた親...