法然上人のお師匠さまは
善導大師(ぜんどうだいし)です。
善導大師(ぜんどうだいし)のお師匠さまは
道綽禅師(どうしゃくぜんじ)です。
道綽禅師(どうしゃくぜんじ)の
お師匠さまは曇鸞大師(どんらんだいし)です。
その曇鸞大師(どんらんだいし)の著書に
『往生論註(おうじょうろんちゅう)』という
書物があります。
『往生論註(おうじょうろんちゅう)』は
上下二巻あり、その上巻の最後に
「三義校量(さんぎきょうりょう)」と
呼ばれる箇所があります。
「悪人が救われるなんておかしいんじゃないの?!」
という疑問に対して、三つの理屈で応えるのが
「三義校量(さんぎきょうりょう)」です。
次からは内容に入っていきます。