2021年1月30日土曜日

三種行儀(さんしゅぎょうぎ) ② 尋常行儀(じんじょうぎょうぎ)その一

「三種行儀(さんしゅぎょうぎ)」とは、


「念仏をどのように実践していくか」を示すものです。


一つ目が「尋常行儀(じんじょうぎょうぎ)」、


二番目が「別時行儀(べつじぎょうぎ)」、


三番目が「臨終行儀(りんじゅうぎょうぎ)」です。

      

「尋常行儀(じんじょうぎょうぎ)」というのは、


日常のお念仏、普段のお念仏です。


ですから、この「尋常行儀(じんじょうぎょうぎ)」が


中心です。


いつでもどこでもどんなときでも、


自分の姿や形にとらわれず、


お念仏を称えるのです。


12月後半のことば 自分の罪に気づいたら…

 12月後半のことば 「雪のうちに 仏の御名を称うれば 積もれる罪ぞ やがて消えぬる」     法然上人                    しんしんと降る雪は、一粒はか弱くても、積もれば景色を一変させ、道さえ塞いでしまいます。私たちの心に積もる「罪」も、これに似ています。  ...