2021年1月18日月曜日

三種行儀(さんしゅぎょうぎ) ⑭ 別時行儀(べつじぎょうぎ)その四

プロ野球選手は毎年合宿します。


わざわざ四国や九州、沖縄など


気候のよいところで集中的に練習をします。


毎日グランドや施設でトレーニングをし、


野球の練習をしているのに、


その上にわざわざ場所を変えて、


泊まり込みで野球漬けになるのです。


毎日やっているのですから、


それだけで十分なはずです。


でもわざわざ環境を変えて、一定の間、


時間を作って合宿をします。


そして合宿から帰ってきたら、


また日常の練習に戻る。


別時(べつじ)もこれと同様です。


毎日日課のお念仏を称えていますが、


段々目が慣れ、耳が慣れていい加減になってくるのです。


このことに自分で気づく場合もあれば、


全く気づかない場合もあります。


私たちはそういう弱い心を持っているから、


時々別時念仏をするのです。


場所と時間を調えて、普段と違った環境で


集中的に称えるのです。


このように、わざわざ時間を作って


「お念仏を称えよう」という環境を整えて


特別に行うのが別時(べつじ)です。


別時(べつじ)をすることによって、


普段の念仏である尋常行儀(じんじょうぎょうぎ)もまた


「ありがたいなあ。また称えよう!」


と気持ちが切り替わるのです。


ご自宅でも時々行うことをお勧めします。


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