「後に認知症になったり、病気をして
お念仏を称えられなくなったらどうしよう」
と心配される方がたまにおられます。
その心配は無用です。
称えられなくなるまで、称えればいいのです。
今まで阿弥陀さまの本願を信じて、
お念仏を称えてきた人が、病気になって
称えられなくなったからといって、
阿弥陀さまがお見捨てになるはずが
ないではありませんか。
不確かな未来を心配するより、
今お念仏を称えられることを悦んで、
称えられなくなるまで称えればよいのです。
兵庫県尼崎市武庫之荘にある 浄土宗寺院です。 仏教や浄土宗の教えについて、 浄土宗の作法についてなどの 説明・解説をします。 皆さんが仏教や浄土宗に 興味を持ってくだされば ありがたく存じます。
9月後半のことば 「多様性 仏の目には 皆凡夫」 近ごろ「多様性」という言葉を耳にしない日はありません。会議でも学校でも、街頭のポスターにすら踊っています。確かに、人は千人いれば千人、百人いれば百人、異なる価値観や性格を持っている。それは事実です。しかし、だからといってその...