極楽へ往生するためには、
(1)極楽への往生を願う
(2)南無阿弥陀仏と称える
この二つが具わらなくてはなりません。
ただ、それだけではなく「阿弥陀仏の名前を聞く」
という「聞名(もんみょう)」にも大いなる功徳が
あるというのです。
今称えられる人はしっかりと称えましょう。
でもすでにこの世を離れた方は
自分自身で称えることはできません。
ですから、あなたがお念仏を称え、
それを聞かせて差し上げることが大切です。
「どうか阿弥陀さま、〇〇さんを頼みますね!」
と〇〇さんを阿弥陀さまにお任せしましょう。
あなたご自身がもし、
「南無阿弥陀仏なんて称えても意味ないよ」
とか「阿弥陀さまや極楽なんてないよ」と
思っていて良いはずはないでしょう。
自らが「念仏を称えれば必ず極楽浄土往けるのだ」
と信じてこそ、亡き人のためにもなるのです。