2020年9月18日金曜日

浄土宗のおつとめ㉖(念仏一会〈ねんぶついちえ〉)

念仏一会(ねんぶついちえ)は

 

日常勤行式(にちじょうごんぎょうしき)の

 

メインです

 

阿弥陀仏の本願である「お念仏」を

 

百遍でも千遍でも、時間の許す限り称えましょう。

 

リズムを取りやすいように木魚を打つのも

 

いいでしょう。

 

あるいは数珠で数を取りながら称えるのも

 

いいでしょう。

 

          数珠の繰り方はこちら

              

   https://hourinji.blogspot.com/2020/05/blog-post_15.html

 

 

但し、木魚や数珠に気を取られて、

 

お念仏が称えにくくなるなら、やめましょう。

 

なるべく「阿弥陀さまのお顔」を拝んで

 

称えるといいでしょう。

 

私は「懺悔偈(さんげげ)」の項で申し上げたように、

 

「阿弥陀さま、私のすべてをご覧ください」

 

と心をオープンにして称えるようにしています。

 

「阿弥陀さまは、こんな私を否定することなく、

 

そのまま救い取ってくださるのだ」と

 

悦んで称えています。

9月後半のことば

 9月後半のことば 「多様性 仏の目には 皆凡夫」   近ごろ「多様性」という言葉を耳にしない日はありません。会議でも学校でも、街頭のポスターにすら踊っています。確かに、人は千人いれば千人、百人いれば百人、異なる価値観や性格を持っている。それは事実です。しかし、だからといってその...