2月前半のことば
「我が○○」という執着心
私は私自身に執着します。
「私の身体」「私の成績」「私の名誉」「私の価値」…
そして他者も私の中に取り込んでしまおうとします。
「私の夫」「私の妻」「私の子供」「私の友達」「私の仲間」…
さらには私の所属する集団をも私の中に取り込むのです。
「私の家族」「私の学校」「私の会社」「私の地元」「私の国」…
この「私の○○」を私は思い通りにしようとします。
「あなたのために言っているのよ!」というけれど、それは実は「私のため」でしかありません。
「私の身体」さえも思い通りにならないのに、他者や集団が思い通りになろうはずはありません。
時々自分を顧みて「また私の○○を思い通りにしようとしていたなあ」と認識することからはじめましょう。