2021年2月14日日曜日

二河白道(にがびゃくどう)④ 二河白道(にがびゃくどう)の譬え その二

二河を目の前にして逃げようにも


河は南北に際限なく続く。


向こう岸に逃げてしまいたいけれど、


この白い道は余りにも狭くて


向こう岸には渡れそうもない。


引き返そうとすると、盗賊や獣が追いかけてくる。


南北に避けて走ろうとすると、


獣や毒虫が向かってくる。


だからといって河を渡ろうとすると


水の河か火の河に落ちる。


引き返しても死ぬ。


立ち止まっても死ぬ。


前に進んでも死ぬ。


どうやっても死んでしまう。


旅人は覚悟を決める。


戻っても立ち止まっても進んでも死ぬのなら、


前に進もうと。


6月後半のことば「私の物差し 目盛は都合で変化する」

6月後半のことば 「私の物差し 目盛は都合で変化する」  私たちは、自分の基準こそが「普通」だと思って毎日を過ごしています。しかし、立場が一つ変われば、ものの見方は驚くほど変わってしまうものです。  たとえば、交通の場面を思い浮かべてみてください。車を運転している時は、道をゆっく...